きらめく小さな星に願いを
込めて。首都圏で満喫「プ
ラネタリウム」の楽しみ方
きらめく小さな星に願いを込
めて。首都圏で満喫「プラネ
タリウム」の楽しみ方

2019.03.29

長野県南部に位置する「阿智村(あちむら)」は、環境省による全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」の第一位に選ばれた場所。人口6,000人程度の小さな村ですが、美しい星空を堪能できる「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」が話題となっています。

日本には美しい星空を望める場所が数多くあり、北海道なら士別市(しべつし)の「満天の星の丘」、東北なら岩手県の「種山高原星座の森」、中国なら岡山県美星町の「吉備高原」、沖縄なら「波照間島」など、枚挙にいとまがありません。

しかし、これらは全て周囲に明かりが少なく、都市部からも離れている場所ばかり。人工の明かりがあると、夜空いっぱいに広がる満天の星は期待できません。そんななか、誰もが星空を愉しむことができる施設が「プラネタリウム」です。

癒しの音楽が流れる中、星座の由来の説明を聞きながら、満点の星の下でゆったりとした時間を過ごせるプラネタリウム。老若男女を問わず根強い人気を誇ります。今回は、そんなプラネタリウムの世界をご紹介します。

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プラネタリウムの常識を変えた「メガスター」

プラネタリウムは、投影機が発する光をドーム状の天井に設置された曲面スクリーンに映し出すことで、星空を再現しています。子どもの頃に、科学館や博物館で見たことがあるのではないでしょうか。もちろん、今でも、プラネタリウムの多くは科学館や博物館に設置してあります。とはいえ、昔のままではなく驚くべき進化を遂げているのです。

最も分かりやすい進化は、投影機でしょう。有名なのは「メガスター」の登場です。これは、プラネタリウムクリエイター・大平貴之氏が開発した次世代プラネタリウムシステム。従来のプラネタリウムが再現できるのは6〜7等級までの恒星で、その数は6,000〜30,000個程度でした。それが最新式ともなると、光学式(恒星原版とレンズを用いて星を投影する方法)では最多で4,200万個、デジタル式(CGによる映像として星を投影する方式)との融合である「MEGASTAR-FUSIONシステム」を使えば理論上は無限の星を投影できます。

そのメガスターを採用しているプラネタリウムは日本各地に存在していますが、なかでも有名なのが「日本科学未来館」と「かわさき宙と緑の科学館」です。

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日本科学未来館は、東京23区唯一のメガスター常設館で、投影星数は1,000万個。同館館長で宇宙飛行士の毛利衛氏は「メガスターの星空は、まるで宇宙空間で見た星空そのものだった」と絶賛するほど。かわさき宙と緑の科学館は、最高クラスのモデル「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」を採用しており、肉眼では見えない星までをも描き出し、本物の夜空のような臨場感と空気感を再現します。

ちなみに、城の中にあるプラネタリウムとして有名な「藤橋城・西美濃プラネタリウム」も、メガスターを採用しています。

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名前を変えて受け継がれるプラネタリウム

プラネタリウムは科学館や博物館だけに設置されているわけではありません。民間が運営するプラネタリウムも数多く存在します。有名だったのが、渋谷の東急文化会館の屋上にあった「天文博物館五島プラネタリウム」でしょう。施設名に入る「五島」は言うまでも無く、開館当時の東急会長・五島慶太にちなむものです。2001年、渋谷ヒカリエへの建て替えで惜しまれつつも閉館しましたが、40年以上に渡って、多くの人々に親しまれた施設でした。

しかし、渋谷のプラネタリウムは途絶えません。今、渋谷には駅から徒歩5分の場所に、東急コミュニティーが運営する「コスモプラネタリウム渋谷」というプラネタリウムが存在しています。五島プラネタリウムに27年間勤務し、伝説のプラネタリアンの異名を持つ、松村修氏も解説員として在籍。あの頃の名語り口を聞きたい人は、ぜひ足を運んでみてください。ちなみに、コスモプラネタリウム渋谷がある「渋谷区文化総合センター大和田」の2階ロビーには、五島プラネタリウムで使われていた投影機が展示されています。

コスモプラネタリウム渋谷では、ヨガをしながら星空を眺めるイベントや世界の星空を音楽とともに愉しむヒーリング投影を行なうイベントなど、プログラムもユニーク。しかも、貸し切り投影もできるそうです。使われている投影機は、コニカミノルタ製の「プラネタリウムジェミニスターⅢ」という光学式の機種で、一般恒星は7等星までの星を15,000個投影、天の川は約25万個の星を映しだします。

一風変わった首都圏のプラネタリウム

これまでに紹介した他にも、首都圏には一風変わったプラネタリウムが数多くあります。

東京都港区には、カクテルやワインを嗜みながら鑑賞できる「プラネタリウムBAR」があり、半個室風のソファー席から眺める星空はバーであることを忘れてしまうほど。

また、葛飾区にある「プラネターリアム銀河座」は全国的に見ても珍しい“お寺に併設”されているプラネタリウム。定員22名で完全予約制のため、ゆったりと宇宙の旅を楽しむことができます。

先に紹介したコニカミノルタは、投影機を提供しているだけではありません。大規模なプラネタリウムも自ら運営しており、都内には「プラネタリア TOKYO(有楽町)」「“天空”in 東京スカイツリータウン(押上)」「“満天”in Sunshine City(池袋)」を展開しています。いずれも、光と音の演出による臨場感あふれる星空とCG映像が特徴。有名アーティストとのコラボも人気です。大型商業施設内にあり、また、プレミアムシートやおしゃれな空間などのこだわりから、デートスポットとしてもおすすめのプラネタリウムです。

コニカミノルタが運営するプラネタリウム「天空」が入るドーム(画像下)。東京スカイツリーに引けをとらない存在感を放つ

プラネタリア TOKYOには、最新技術を活用したプラネタリウムが存在します。それ「VirtuaLink(バーチャリンク)」というVRの技術を利用したプラネタリウムです。360度3D映像のバーチャル空間を最大24人が同時に共有。実在する街やエリアを散策しながら、星空を楽しむコンテンツなどを愉しむことができます。

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手軽に始められる星空体験

VRを利用すれば、自宅でもちょっとしたプラネタリウムを愉しむことが可能。スマートフォンのアプリには、プラネタリウムのVRアプリが数多く存在します。

また、セガトイズは、家庭用のプラネタリウム「HOMESTARシリーズ」を販売。 60,000個の星を投影可能で、全天が一周する日周運動機能やランダムに流れ星が出現する流星機能を搭載した本格派。累計販売台数120万台以上の大ヒット商品です。ちなみに、監修は序盤に紹介した「メガスター」の開発者、大平貴之氏。お風呂でも使用できるシリーズもあるので、露天風呂感覚で楽しむのも良さそうです。

大自然のなか満天の星を目にすれば、小さなことは気にならなくなり、忙しい毎日をリフレッシュすることができます。ただ、大自然に赴く時間がなければ、都会のプラネタリウムでも十分に気分転換はできるはず。子どもの頃を思い出して、ちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか。

※2019年6月17日、最新の情報に合わせて加筆修正しています

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