〝肉体と頭脳〟を使って攻
略する。挑戦し続けたい
「ボルダリング」の魅力
〝肉体と頭脳〟を使って攻略
する。挑戦し続けたい 「ボ
ルダリング」の魅力

2019.09.19

最近、テレビや雑誌で目にする機会が増えた「ボルダリング」。色とりどりのホールド(突起)と傾斜がある壁を登る競技といえばピンとくる方も多いのではないでしょうか。知名度も上がりつつあり、流行のスポーツになっています。

ここ数年で急激に注目されるようになったボルダリング。東京2020大会(2020年東京オリンピック)の正式種目にボルダリングを含む「スポーツクライミング」が採用されたことでも話題になりました。

今回は、そんな注目が集まりつつあるスポーツクライミングのルールやボルダリングの楽しみ方などを詳しく紹介します。

ボルダリングの起源とスポーツクライミング

英語で“巨大で丸い岩”を意味するBoulder(ボルダー)を登っていたことから命名されたといわれるボルダリング。一説ではアメリカ・カリフォルニア州・ヨセミテ国立公園の広大な渓谷でロッククライミングが始められたことが発祥ともいわれており、古くからアウトドアスポーツとして親しまれてきました。

時を経て、クライミングにルールが与えられ、競技用スポーツへと変化。それが東京2020大会でも種目に採用されたスポーツクライミングです。先日行なわれたスポーツクライミング世界選手権で楢崎智亜選手が優勝したこともホットなニュースです。

スポーツクライミングとは、素手とクライミングシューズのみでルールの異なる壁を登る競技のことで、スピードクライミング・リードクライミング・ボルダリングの3種目で構成されており、その3種目の合計点で順位を競います。

スピードクライミングは、高さ15m・前傾斜95度の壁を2人の選手が同時に登り、その名の通り速さを競います。驚くのはその名の通りスピード。まるで重力の影響を受けないかのごとく、傾斜の強い壁を5~7秒で登る姿は圧巻の一言です。

リードクライミングは、高さ15m以上の壁を6分間の制限時間内にどこまで登れるかを競います。競技者は体に巻きつけたロープをクイックドロー(ロープを引っ掛ける器具)に掛けながら登り、頂上に設置されたクイックドローにロープを掛けることができれば完登となります。持久力だけでなく、一手でどこまで上を目指せるかが問われる、手に汗握る試合展開が魅力の競技です。

そしてボルダリングは、高さ4m程の壁に高難度に設定されたコースを、4分間の制限時間内でいくつ登れるかを競います。コースによって掴むホールドが決められており、どの指・足をどこに置けばよいのかを常に考えながら攻略する必要があるため、持久力だけでなく想像力・思考力が重要になります。ホールドには、指の第一関節しか引っ掛からないようなものや、壁に真っ逆さまに張り付くようなものが設置されているため、選手のひらめきとテクニックを味わえる競技となっています。

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50代からでも、都心でも気軽に始められるボルダリングの魅力

種目によって特徴が大きく異なるスポーツクライミング。スピードクライミングとリードクライミングは、するすると壁を登ることのできる筋力と長時間ホールドを掴み続けられる持久力が必要になります。

一方ボルダリングは、すでに決められたコースを登りきること、ホールドの大きさや掴みやすさを変えることで子どもから大人まで楽しめること、競技用でない場合は時間制限を設けずにじっくりと考えながら登れることなど、その柔軟なゲーム性で広く親しまれています。また、自分に合った難易度を設定することができるため、運動能力に差が生まれづらく、誰でも始めやすいことが流行の理由の一つでしょう。特に、健康に気を遣う40~50代でも始めやすく、中年層のプレイヤーが増えてきている傾向にあります。ちなみに、登るだけならば、梯子を登るほどの体力と筋力があれば大丈夫なのだとか。

スピードクライミング・リードクライミングに比べると、ボルダリングは壁が低くて設置がしやすいため、都市部でもボルダリング施設が増えつつあります。このような流れに伴い、愛好者も増加中というわけです。

もう一つの理由として考えられるのが、道具を揃えるのが簡単なこと。新たに揃えるのは、ボルダリングシューズとチョーク、チョークバッグの3点ほど。チョークとは手につける滑り止めのことで、主成分の炭酸マグネシウムが手の汗を吸収し、汗による滑りを防いでくれます。チョークバッグはチョークを入れて腰に着ける道具です。これらは、レンタルしているボルダリング施設も多いので、最初のうちから全て買い揃える必要はありません。また、服装は動きやすければ、ジョギングするような格好でも問題ありません。

滑り止めのチョークとチョークボックス。クライミングシューズは初心者の場合着脱簡単な靴紐なしのシューズを選びたい

本格的に趣味として始めるなら、ボルダリングシューズにはこだわりましょう。ボルダリングは腕の力だけでなく、つま先の踏ん張りが特に重要になります。そのため、ボルダリングシューズは自分の足にジャストフィットするものが必要です。普段履いている靴よりも小さく、つま先が少し曲がり「キツいな」と感じるくらいが丁度いいとされています。

また、最近はボルタリング施設が増えてきており、一般的に「ボルダリングジム」と呼ばれています。東京都内だと、登録料が1,000〜2,000円。1日利用で1,500〜2,000円、月間フリーパスで1万円前後といったところ。比較的、夜遅い時間まで営業しているところが多く、仕事帰りに寄れる気軽さもあります。

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挑戦を続けることで深まる達成感

ボルダリングジム選びのポイントはいくつかあります。まずは立地。会社からの帰宅途中や駅近など、通いやすい場所にあると長続きします。会社帰りに立ち寄るのなら、更衣室やロッカー、シャワーの有無なども重要なポイントです。初心者から上級者までレベルに合わせた壁が複数設置されているか、壁の数は十分で待ち時間が長すぎないかなども、チェックしておくとよいでしょう。また、多くのボルダリングジムでは初心者向けの講習を行っており、内容の充実度も選ぶ基準の一つになります。

身近にジムがなければ、作ってしまうという選択肢も。吹き抜けや庭がある家ならば、壁とホールドを設置することでボルダリングを始めることが可能です。実際、ボルダリングにハマった人の中には、トレーニング用として自宅をリフォームした方もいるそうです。

ボルダリングの楽しさは、なんといってもゴールしたときの達成感にあります。ただ、そのゴールも単純に筋力があれば達成できるというわけではありません。使えるホールドが決まっているので、どのルートを辿ればいいのかを考えることが決め手になります。そのルートが見えたときには、パズルが解けたような嬉しさもあるでしょう。頭と体の両方を駆使して挑むからこそ、ゴールの達成感がより一層、価値あるものになるのです。

見事にゴールをしたら、次はさらに難易度が高いルートに挑戦です。徐々にレベルが上がっていくのも、ボルダリングの楽しさ。レベルが上がってきたら、室内だけでなく、アウトドアで実際にロッククライミングをしてみてもいいかもしれません。

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同じ壁でも掴むホールドを変えると途端に難易度が上がることも多くの人がボルダリングに夢中になる理由だ

健康意識を高めて充実した毎日を

腕や足腰、腹筋など全身運動に加えて、頭脳も使ってゴールを目指すボルダリング。続けることによって、筋トレでつく筋肉とはまた異なる、動くための筋肉や体幹が鍛えられます。腕や足を大きく動かすのでストレッチ効果も期待できるのだとか。また、“ひらめき力”が養われるため、脳トレの効果も期待できるかもしません。

自身の健康のため、いよいよ来年に迫った東京2020大会をより一層楽しむために、注目の集まるボルダリングを始めてみてはいかがでしょうか。

 

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